N.Y DENTAL マルイ大宮

歯周病 Periodontal disease

歯周病

歯周病

歯周病は虫歯と同じく、ほうっておいても治りません。
そのままにしておくと症状はどんどん悪化していき、次第に歯ぐきが腫れ、最終的に歯が抜け落ちてしまいます。また、お口だけでなくさまざまな全身疾患とも深い関わりを持っていることが問題視されています。
痛みや歯のぐらつきが出て気づく頃には重傷になっていることが多いですので、歯周病が疑われたらしっかり治療を受けるようにしましょう。

以下の症状に当てはまるときは要注意です。
  • 歯茎が赤く腫れる
  • 歯磨きをすると血が出る
  • 歯の隙間が大きくなった
  • 歯茎が下がって歯が長く見える
  • 口臭が気になる
  • 冷たい物がしみる
  • 歯茎から膿が出る

歯周病の原因

歯の表面や隙間にはプラークと呼ばれる歯垢が付着します。この中は数億個の細菌がいるといわれており、歯周病は歯の周囲の組織に細菌が感染して起こる感染症です。

お口の中の細菌は現在わかっているだけでも300~400種類といわれ、まだ判っていないものも含めると800種類くらいになるともいわれています。

これらの細菌が人それぞれに固有のネットワークを作り、細菌の膜となって歯の表面にこびりついています。これをバイオフィルムといい、歯周病の原因となっています。

歯周病の進行段階とケアについて

歯や歯茎の周りに歯周病原菌が付着して歯茎を侵し始めると、身体は細菌を倒そうと、白血球の中の免疫機能が働きます。歯肉に炎症が起こって腫れたり、ブラッシングのときに出血することがありますが、多くは正しいブラッシングをすれば治ります。

上記の症状のことを歯肉炎といいますが、そのまま放置してしまうと歯肉炎から歯周病へと進行していきます。一度歯周病が進行してしまうと、治療によってある程度の改善は見込めますが、負担が少ない治療を行うためにも、歯周病の進行段階と各段階の症状について一緒に理解し、定期検診を受診して早期発見に努めていきましょう。

歯周病の進行段階と各段階の症状

健康な状態

健康な状態

歯周ポケットの深さは0.5~2mm程度のものです。

歯肉炎

歯肉炎

【症状】
歯茎が赤く腫れた状態で、歯周ポケットの深さは2~3mm程度のものです。歯茎を指で押すと血が出る事があります。

【処置・治療】
スケーラーという器具で歯に付着した歯垢を除去します。

軽度歯周炎

軽度歯周炎

【症状】
歯茎が下がって、歯が長く見えるような状態で、歯周ポケットの深さは3~5mm程度のものです。歯肉炎より出血が増えてきます。

【処置・治療】
歯についた歯垢や歯石などを取り除き、歯の表面を滑らかに整えます。

重度歯周炎

重度歯周炎

【症状】
膿や出血がひどく、痛みを感じる状態で、歯周ポケットの深さは6mm以上のものです。中度歯周炎より口臭がきつく、顎の骨が解け、歯が抜け落ちることがあります。

【処置・治療】
麻酔をして、外科処置が必要となります。

医療法人
N.Y MEDiCAL
N.Y DENTAL マルイ大宮
はらまちグリーン歯科クリニック

大宮、新宿のお近くのクリニックにて、診療が可能となっております。

© N.Y DENTAL MARUI OMIYA